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地球最後の秘境・パプアニューギニアで国際協力!?

青年海外協力隊の応募書類を大公開!(青少年活動)

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こんにちは、やまっぺ (@yamappe_png) です。

今回は、私が青年海外協力隊の応募の際に提出した書類をそのまま公開します。

青年海外協力隊の応募を考えている方(特に大学生)の参考になればと思います。

ご存知の方も多いと思いますが、青年海外協力隊に応募するにあたり、最初に立ちはだかる壁は、書類の作成です。いわゆるES(エントリーシート)のようなものです。

このように9の項目があり、それぞれに文字数の制限があります。

僕は全国各地で行われる説明会に行かなかったので(その時は参加すら頭になかった)、経験者のエピソードの項目など少し文量が軽めになっていると思います。

というのも、実は

協力隊への応募を決めたのは応募の締め切り1日前

(万が一だけど)受かったらいいな~なんて思いながら徹夜で書き上げました。

協力隊合格までの過程はこちらから↓

yamappe.hatenablog.com

なので

誰にも添削してもらってません。

(ググってみると、数か月前から作成に取り掛かって、経験者に添削をお願いしている方が多くいらっしゃったので、少なくとも、誰かに見てもらうことをおすすめします。

 

 まず、職種について

僕が希望した職種は

英語を教える活動がしたかったので

必然的に

青少年活動一択でした。

第3希望まで選べる希望要請は

1. ホンジュラス

2. ホンジュラス

3. ホンジュラス

なぜこうなったかというと

英語を教える要請が、ホンジュラスとキルギスあわせて6つ以上あり

しかも、中学校または高校の英語教諭が求められているものでした。

実務経験はなくとも、免許は取得予定で、授業の構成や展開について議論することが好きだったので、ここで勝負するしかない!と思ったのでした。

さらに

  • 寒いのが大の苦手
  • 唯一の経験者の知り合いが中南米にいた

という理由で、3つともホンジュラスにしました。 

しかし、このローラー作戦は失敗に終わりました。

なぜならば、

2次試験の面接で、

正直なところ、現職の英語の先生の応募がある中で、新卒の君を選ぶのは少し現実的でないのだよ...

と言われてしまったのです。

この時点で

3つの希望すべてポシャりました。

あ、もうダメだこれ... 

と言葉を失っていると

君にピッタリな要請があるんですよ。

それが

パプアニューギニアだったんです

その要請は

  • 幼児への英語の指導経験
  • 男性であること(治安上の理由)

アルバイトながら、こども英会話教室で幼児から中学生の指導にあたっていた僕

これらの条件は見事に僕に当てはまるものでした。

 

今考えてみると、

女性の応募者が比較的多い青少年活動の中で

幼児への英語の指導経験がある男性は極めて少なかったのではと思います。

 

つまり、

やりたい要請を選ぶというよりかは

自分の経験や資格などを考えて、

自分みたいな人間を求めてる要請はどれかな?

という選び方をすれば合格率は格段に上がります!

先日たまたまYOUTUBEでみた秋募集のWEB説明会では

この自己分析のことを棚卸しと呼んでいました。

(僕の場合、技術顧問と呼ばれる面接官の方が、面接の中でこの作業をしてくださっていたわけですね...)

聞くところによると

合格者の99%が第一希望から第三希望までの要請に合格しているそうです。

 

書類の内容よりも、要請の選び方のほうが(個人的に)重要な気がしています。

 

さて、前置きが長くなりましたが

以下が僕の書類です。

至らぬところはたくさんありますが、

一応、自分なりに意識したポイントもあわせてお伝えします。

 

ボランティア活動に参加する動機、抱負

私は、フィリピンへの語学留学とオーストラリアへのワーキングホリデーの経験から、日本人に寄せられる、外国からの厚い信頼に気付きました。その恩恵を受けた私は、それを後世にも残したいという思いから海外ボランティアに興味を持ちました。また、私は教員を志望しており、児童・生徒に、日本人としてのアイデンティティや日本や外国の文化に対する深い理解をはぐくむ教育を行うために、協力隊に参加し、自身の日本人としてのアイデンティティや文化を見つめなおしたいと考えています。

POINT

ここは純粋に自分の正直な動機を書けばいいと思います。

ご自身が考えるボランティア活動の意義、目的

ボランティアの意義とは、相互に学び合えることだと考えます。この青年海外協力隊は先進国である日本の青年が開発途上国を支援するものですが、多くの青年、少なくとも私は、日本が発展してきた過程を知りません。先進国の教育を受けた私が開発途上国にそれを伝えることは、開発途上国だけの学びではなく、私にとっても未知の体験であり、有益な学びとなるのではないかと考えます。

POINT

ボランティア活動の意義と聞くと難しく考えてしまいそうですが、「ご自身が考える」とあるので、自分の言葉で書くのがベストだと思います。僕は支援を受ける側の開発途上国と支援をする側の日本、どちらにとっても有益であるべきという考えを書きました。JICAボランティアのウェブページを参考にすると間違いないです。

この職種を選択した理由

我が国の英語教育は、生徒の言語や文化に対する理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を養うことを目標としています。その目標を達成するためには、まず、教師自身がそのような資質を備えていなければならないと思います。私は青年海外協力隊に参加し、世界の言語や文化の理解を深め、授業改善について積極的に派遣先の教育現場に働きかけることでそれらの資質を身につけ、日本の教育現場に還元したいと思います。

POINT

僕は新卒ということもあって、「○○として□年間働いて、その技術・経験をこの職種で十分に生かせるのではないかと...」という書き方ができなかったので、「自分が将来こうなりたいから、協力隊のこの職種で活動して、こういうスキルとか経験が必要なんだ!」という思いを書きました。これが正解かどうかはわかりませんが、協力隊での経験をどう日本の社会に還元するか」という視点はかなり重要だと思われます。

この職種に対する経験(実務等)、技術適合性(セールスポイント)を具体的に

私は大学3年次に教育実習に参加し、第2学年の英語科を担当しました。私が中学生の頃、英語を話すことは恥ずかしいと感じていた経験から、「生徒が間違いを恐れず、積極的に英語を使うことができる授業」をテーマに、授業作成に取り組みました。題材は「ファストフード店での注文」でした。メインの活動である4人班で行うロールプレイを成功させるために、いくつかの工夫を凝らしました。まず、生徒に海外を身近に感じてもらうために、写真を用いたアメリカのファストフード店の紹介を取り入れました。また、品物やサイズ、値段といった注文のやりとりで必要になると思われる情報をあらかじめ生徒がワークシートに書き出すことで、英語でのやり取りの際に慌てても会話が滞らないようにしました。ロールプレイにおいては、生徒がやってみたいと思えるように、メニュー表やトレイ、包装、貨幣を工作で再現しました。その結果、生徒から「身近なことで楽しく学べたので、海外で実際に注文できる気がする。」という感想を得ることができました。このように、自分が教師として「どのように英語を教えたいか」だけを考えるのではなく、生徒側に立って、「生徒がどのように英語を学びたいか」や「つまずきポイントはどこか」ということを考えて授業を作ることができます。

POINT

実務経験は教育実習の2週間について書くしかなかったので、それについてひたすら書きました。苦しまぎれですが、開発途上国の教育現場では「教師の一方的な授業」が一般的でそれが問題視されていることを知り、「生徒の目線に立って授業を作ることができるよ!」ということをアピールしました。新卒にとってはここが一番の難関ですよね。熱意だけはあるというとこを見せたくてここだけは文字制限ギリギリでした。

この職種に携わる際に想定されるご自身の弱点

現職での職務経験がないため、日本の教育現場についての知識や理解が現職の方に比べて大きく劣ると思われます。しかし、大学で学んだ教授法の知識と現地の学校のニーズのみを駆使することで、より合理的な授業ができる可能性も秘めていると考えます。

POINT

新卒の弱点はもちろん「実務経験がないこと」。ありきたりですが、それを逆手に取り、「実務経験がないからこそ、現地のやり方や意見に耳を傾けることができる」とアピールしました。

自己PR(希望した職種に関係する経験以外)

私の強みは、新しいことに興味を持ち、それについて積極的に学ぶことができることです。オーストラリアのレストランで働いていた頃、ヴィーガンと呼ばれる完全菜食主義のお客様のテーブルを任されたことがきっかけで、世界の人々の食事制限について興味を持ちました。それから私は、食事制限を持つルームメイトや友人と積極的に食事に出かけたり、一緒に料理を作ったりすることで理解を深めました。派遣先では、持ち前の好奇心を生かして新しい言語や文化に積極的に関わりあっていきたいと思います。

POINT

ここでは職種に関係のないアピールが求められているので、僕はオーストラリアのワーホリでのエピソードについて書きました。留学経験がなくても、「日ごろから異文化に興味をもって国際交流してます」とか「体がめちゃくちゃ丈夫です」とかでも十分アピールになると思います。

帰国ボランティアの体験談や報告書等で心に残るエピソードや、ご自身が実際の活動に取り入れたいと思うアイデアなど

私の先輩は、配属学校が支援を受け入れる体制になく、他の協力隊との比較や、理想と現実のギャップに悩んでいましたが、身近な人間には自分の思いが届いていることに気付き、モチベーションを取り戻すことができたそうです。私は、派遣される際には、大きな成果を望んで取り組むつもりですが、どうしようもない困難に遭遇することも想定し、その場合も腐らずに小さな支援を続けていきたいと思います。

POINT

僕はギリギリで応募を決めたので、経験者の知り合いのFacebookを見ながら書きました。ボランティアの要請が現地に行ったら全然違ったということはよくあるらしいので、そんな状態でも腐らずに頑張れますという点をアピールしたつもりです。

実際に派遣された場合、どのようなボランティア活動を行うのか、活動内容、日常生活を含めて具体的に

まず、渡航先の授業や学校生活を観察し、生徒が何に興味を持っているかを調査したいと思います。英語の授業を生徒にとって主体的なものにするためには、動機づけが大事であると考えるからです。体を動かすことが好きな生徒が多い場合は、運動と英語を結び付けた活動を、音楽が好きな場合は、洋楽を歌うなどの活動を取り入れたいと思います。またペアやグループでの活動では、インフォメーションギャップやジグゾー学習を用いることで、英語でのコミュニケーションが必要な環境を作り出したいと思います。

POINT

先ほど書いた「生徒目線の授業」について掘り下げました。日常生活については何を書いていいかわからず、省きました。現地で活動されている方のブログなどを読んで参考にしてもよいかもしれません。

帰国後、参加経験をどのように生かしたいか

帰国後は中学校教諭として、英語教育を引っ張る存在になりたいと思います。協力隊での2年間で言語や文化を学ぶ意義や、積極的なコミュニケーションの必要性を探り、その答えを生徒に示すことで、生徒の英語学習に対する興味や関心を高めることが目標です。また自身の海外での経験を生徒に伝えることで、生徒の、新しいことに積極的に挑戦するチャレンジャー精神や何事にも主体的に取り組む当事者意識、異文化に対する理解を養うことができると考えます。

POINT

ここでは、帰国後の進路が明確であることをアピールしました。新卒で協力隊に参加すると、帰国後の就活でかなり苦労するそうで、JICA側も帰国後の就職活動については頭を悩ませているそうです。それを承知した上で、帰国後のビジョンが明確であることが重要だと思われます。

 

おわりに...

あまり参考にならなかったかもしれませんが、

  • 自分の能力・経歴・経験を整理し、簡潔にアピールできているか
  • それらに見合った要請を選んでいるか
  • 熱意はあるか(ボリュームや誤字・脱字を含めて)

この3点を意識して書けば良いと思います。

応募を検討している方のお役に立てれば幸いです!

Good luck!